実証データ#05 巻付加工耐久及び環境応力亀裂試験

試験方法

JIS H0401の6.4(巻付試験)に準ずる。その後、JIS K 6922-2の付属書の4.7(定ひずみ環境応力亀裂試験)に準拠して試験を行う。

試験条件

円筒の直径 1.0D(5.0φ)、巻付回数 6回以上。
巻き付け加工後、温度50±1℃のノニル・フェニル・ポリオキシエチレン・エタノール10mass%水溶液に3,000時間浸漬する。(JIS規格600時間の5倍)

試験結果

巻付加工耐久試験

被覆線は、被覆材と心線が完全に接着されている為、両面カットした後に試験を行っても、
巻き付けた部分に、き裂やはく離を生じる事はない。

IR-AGH50-40 IR-AGH50-40両面カット

環境応力亀裂試験

被覆材と心線が完全に接着されているため、
激しい加工でも被覆材がはがれにくく、加工時に発生する応力にも強い。

iR被覆線

iRワイヤの強さの秘密

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